- 対象
- 自分個人
- 難しさ
- 習慣にできるまでが大変かも
- 実施時間
- 毎日10分〜
- コスト
- 特になし
なにかをはじめるときに、ドキドキしますよね。
これができたら、これを作れたら…そんなドキドキする感覚がモチベーションになり、人は行動を起こすことにつながっているのだと思います。
ところが、わたしはそんなドキドキがまったく続かないのです。子どもの頃から、スイミングやピアノなどを習っては挫折。社会人になってからも、自主企画や資格の勉強は3ヶ月くらいでやめてしまいます。
一度はじめると、猛烈にそのことで頭がいっぱいになってひたすら熱中できるのですが、さっと熱が冷めてしまう。コツコツ継続して続けることって、どうやったらできるのかとても不思議なんです。
ただ、思い返すと「朝早起きする」「このブログを書く」ということは継続できているんですよね。
他にも「毎日歯をみがく」「掃除をする」「仕事をする」…思い返せば、毎日コツコツできていることって誰でもたくさんあったりしそうです。
今日は「コツコツできる」ことと、「継続できないこと」の間になにがあるのかを考えてみたいと思います。
毎日できるのは習慣になっているから?
できていることを眺めていてひとつ気付きました、これは生活の習慣だということです。
寝る時間、起きる時間、ブログの執筆、歯みがき…生活のルーティンに組み込まれているので、自然とできるし、しないとなんだか気持ち悪い。
逆にできないことは、ドキドキする特別なことのためにがんばること。ドキドキがなくなれば、行動するモチベーションが保てないんです。
「がんばる」ってすごく大変なことなので、「がんばらなくてもできる」ということがひとつのポイントな気がします。
例えば、「朝4時に起きている」と言うと周りの人からは「すごいね!」と言われます。でもわたしにとっては習慣なので、別にがんばってやっていないのです。
継続できないのは、コントロールできない達成目標だから?
もうひとつ、継続できないことを眺めていると、「毎月◯万円を売り上げる」「月に◯人フォロワーを獲得する」などの達成すべき具体的な数値を目標にしていることに気づきます。
期限をきる、具体的な数字を入れる、というのはよく目標を立てることにとても大事なことだと言われていますよね。
でも売上やフォロワーという数値は、よく考えると努力で達成できることなのかわからないよなぁと思うのです。自分がどれだけがんばっても、うまくいくかわからない。具体的にどう行動したらいいかもわからないので、毎日なにをやったらいいのか、右往左往してしまう。
そのうち期限が迫って「あれ?このままだと無理だぞ…」となったときに、とたんにモチベーションが下がっていくのです。
モチベーションを「行動目標」という習慣につなげる
考えてみれば、「毎日朝4時に起きる」ということも、はじめたときは「自由な時間がもてる!」というドキドキからはじまったはずです。
なぜそれが継続できているのでしょう?
考えると、初動のモチベーションがそのまま「行動」という習慣につながったからだと思うのです。「毎日朝4時に起きる」というのは、すべて自分でコントロールできること。売上やフォロワーといった「達成目標」とは違って、「行動目標」と言えばいいのでしょうか。
「毎日なにをする」という具体的な行動になっているんですよね。これなら何をするのか明確だし、自分でコントロールできます。
例えば、このブログも「毎日朝4時半から6時半に記事を書く」ということで更新できています。3ヶ月後に100記事達成とか、月間1万ページビューとかではなく、「毎日ブログを書く」というのが目標なのです。
でも、毎日行動ができれば、結果はいずれついてきます。
プロ野球のイチロー選手や、プロゲーマーの梅原選手などのエピソードを聞くと、彼らが驚くほど淡々と習慣をこなしているのに驚きます。
特に梅原選手は「勝負に勝つこと」をモチベーションにせずに「好きなことについて、日々努力し、日々成長を感じること」を目標にしてるとその書籍に書かれています。
結局、結果を出すためには「つづけること」が一番大切なのだと感じました。
行動目標は、あきれるほど低く設定する
さて、そんな行動目標ですが、「毎日5時間取り組む」などのレベルの高い目標では続きません。素人がいきなり「筋トレを1時間する」なんて設定しても「無理…」となって習慣化する前にやめてしまいます。
むしろ「毎日1回だけ腹筋をする」「1行だけ本を読む」など、あきれるほど低い目標がおすすめです。これなら1分でできて、絶対に挫折しないという目標です。
そんなの効果ないじゃん…と思われるかもしれませんが、人は行動をはじめることにもっともパワーを使います。一度はじめてしまえば、自然と続けてもっとたくさんできるものです。
また、今日は疲れた、仕事で忙しい、というときでも続けることができるので挫折しませんよね。どんなに低い目標でも、毎日できていると達成感を感じられて、それが習慣につながっていきます。
わたしも筋トレアプリで最初は簡単な内容だったころはできていたのですが、レベルがあがってどんどん大変になってくると「今日はいいか…」となってしまい、やめてしまった経験があります。
とにかく簡単にできること、無理なくできることを目標にすることで、「毎日つづけること」が大切なのです。
ドキドキ→達成目標→行動目標で夢を実現しよう
具体的な数値や期限を決める「達成目標」が必ずしも悪いわけではありません。行動目標だけだと、なんのためにやっているかわからなくなりますし、コントロールできないことでも、それを目指す中で試行錯誤することはとても大切だと思うからです。
そこで最後におすすめしたいのが、次の3段階でモチベーションを習慣に変えるフローです。
ドキドキする”夢”を思い描く
→夢を明確にする”達成目標”を考える
→具体的な”行動目標”に落とし込む
こうやって毎日つづけることができれば、必ず夢を達成することにつながっていくはずです。
ぜひ行動目標を立てて、習慣化にトライしてみてください。あなたの夢の実現、応援しています!
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