しばらく前に、健康診断の結果をもらったのですが、なんと要観察項目がいきなり6個も出てしまいました。どれも「コレステロール値」と「肝機能」に関わるもの。
それまでは全く異常なしだったので、やっぱりリモートワークになって通勤や運動をすることが極端に減ったせいじゃないかなと思います。(お酒は全然飲みません)
わたしの会社全体でも、あまり結果がよくない人が多かったようです。
そんなわけで、今日はリモートワークで体操や睡眠など、健康経営に取り組んでいる企業さんの事例や、導入によさそうな内容をご紹介してみたいと思います。
リモートワークでの健康に取り組んでいる企業の事例
「ラジオ体操」ユニ・チャーム株式会社
ユニ・チャームは大手マスクメーカー。新型コロナで約2,000名がリモートワーク体制になったそうですが、2020年8月から全員でのラジオ体操を取り入れたそうです。
もともと「同僚とのコミュニケーションが減って孤独を感じる」という課題を解決するためにはじめたそうですが、体を動かすのは健康にも良さそうですよね。
「オンラインヨガ教室」株式会社オトバンク、Crevo株式会社、株式会社ベアテイル、株式会社MUGENUP
リモートワークに積極的に取り組んでいるIT企業4社による運動不足解消への取り組み。ヨガインストラクターの先生によるヨガ教室をオンライン配信するというもの。
プロの先生に実演してもらえるのは嬉しいですし、4社合同という取り組み方がユニークですよね。
「スマートバンド」株式会社アジャイルウェア
株式会社アジャイルウェアが行なっているのは、運動量を計測できるスマートバンド(ウェアラブル活動量計)を全社員に配布し、目標達成に応じた手当を支給するという取り組み。
どんな運動をするかは自由なのと、消費したカロリーに応じて手当が出るのはおもしろい取り組みですね。これならがんばれそうな気がします。
「# 運動タイム」GMOペパボ株式会社
運動や健康への自主的な取り組みは、勤務時間外に求められることが多いもの。GMOペパボはそんな現状を改善するため週2回30分、就業中の運動OKという「#運動タイム」という取り組みを行なっているそうです。
これなら勤務時間中のリフレッシュにもなって集中力もあがりそう。
無料で簡単に運動不足を解消できる取り組み
リモートワークの健康に関しては、さまざまな企業がサービスを展開していますが、今回は無料で簡単に取り入れられそうな体操をいくつかご紹介します。
久光製薬「ほぐれる体操」
リモートワークで1日中デスクワークをしていると、首や肩が凝り固まってしまう…そんな悩みを解決する体操を紹介しているのが久光製薬。
その名も「ほぐれる体操」という名前で、特設サイトで詳しい内容がご紹介されています。
BIZTEL「ビズテル体操第2」
クラウド型の電話ITソリューションサービスを手掛けるBIZTELが考案したオリジナル体操。オリジナルとはいえ、フィットネスの専門家が開発に協力し、ヨガの動きを取り入れるなどした本格的なものです。
株式会社ピーエスシー「ピーエスシー体操」
総合IT マネジメントを行う株式会社ピーエスシーが写真の声を受けて作ったオリジナル体操。自宅でもできる簡単ストレッチを写真とアニメーションでご紹介されています。
リモートワークでの健康への取り組みを見て
こうしてみると、様々な会社が健康や運動への取り組みを行なっているんだなぁと改めて感じました。
一方で、健康に関するサービスは多数提供されているものの、「実際にやってますよ」という情報はあまり見つかりません。
情報発信していないだけ、ということもあるかもしれませんが、まだまだ会社として社員の健康に取り組んでいけているところは少ないのかもしれませんね。
わたしの会社でも、課題と感じているものの実際にはまだ取り組めていない状態なので、他社の事例を参考にしながら実践していきたいと思います。