初対面でうちとける方法(対ビジネスパートナー、採用応募者向け)

ビジネスの場において、初対面の方と会う機会はたくさんありますよね。

お客様はもちろんですが、パートナーさんだったり、採用応募者、同業者だったり。

一般的には丁寧に尊敬語を話すことが、ビジネスにふさわしいとされています。
各種のマナー講座でも、どういう振る舞いがふさわしいかという情報があふれているので、つい「失礼がないか」という視点で対応してしまいがちです。

でも、あまりに丁寧な対応は、ある意味で冷たくビジネスライクと感じられるもの。

心理的な距離ができてしまうと、率直な話ができなかったり、緊張してしまったり、お互いにやりづらいですよね。

特にパートナーさんや採用応募者に対しては、「個人的な関係」を築く方が信頼を得やすく、また自分自身も楽しんでやり取りができます。

今日はそんなパートナーさんや採用応募者への、初対面でのうちとけ方をご紹介します。

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自己紹介に、仕事と関係ない話を入れる

自己紹介では役職や仕事内容を説明しがち。ひとことビジネスと関係ない話を入れると、個人的な話をするきっかけになります。

はじめまして、株式会社XXXの山田太郎と申します。主にYYYやZZZについて担当しております。よろしくお願いいたします。

はじめまして、株式会社XXXの山田太郎と申します。社内では主にYYYやZZZを担当しておりますが、趣味でAAAといったこともしているので、あなたの領域であるBBBも興味があります。よろしくお願いいたします。

もし事前に相手方の情報(得意分野や仕事内容)が手に入っているのであれば、それに絡めたワンポイントがあるとぐっと距離が縮まりますよ。

ここから、「AAAをされていらっしゃるんですね!」など、次の雑談へのスムーズな入り口になることもしばしばです。

雑談から入る

直接仕事と関係ない話を最初に振ると、緊張がほぐれて打ち解けやすくなります。また、相手がどういう人なのかを理解するきっかけにもなりますね。

早速ですが、本日ご依頼したいのはXXXの件です。本件の背景としましては…

ポートフォリオを拝見したのですが、AAAのような仕事もされてらっしゃるのですね!私個人的にBBBが好きなので、よくCCCみたいなこともしているんですよ。最近は子どもも一緒によく見ています。

あくまで仕事を絡めつつではありますが、こういった雑談ベースの話だとうちとけやすくなります。

また、上の例では「BBBが好き」「CCCをする」「子どもがいる」など、相手が話題を膨らませやすい要素が織り込まれていますので、「お子さんがいらっしゃるんですね、何歳ですか?」など相手方もリアクションをとりやすいです。

例え質問されなくても「ありがとうございます、嬉しいです!」と言われると場が明るくなりますよね。

一方でこういう話に「そうですか」と興味なさげに返すような方は、ちょっとコミュニケーションを取りづらいかもしれません。

相性があうか、話しやすいかは仕事をする上でも重要になりますので、「人柄を理解する」のに雑談でのやり取りはもってこいです。

相手の名前を呼ぶ

本題に入ってからも、「◯◯さん」と相手の名前を呼ぶことで距離をつめることができます。名前はその人にとって最も親しみがある音なので、名前で呼ばれることで心理的な距離が縮まるんです。

この件についてはどう思われますか?ご意見を伺いたいです。

山田さんは、この件についてはどう思われますか?山田さんのご意見を伺いたいです。

あんまり繰り返すとちょっとうるさいかもしれない、と思うくらい繰り返してもOK。

ポイントは「◯◯様」ではなく「◯◯さん」です。様だとちょっと距離を感じますよね。

さん付けの名前で呼ぶことが、敬意と同時に親しみを感じるちょうどいいバランスだと感じます。

※とはいえ、パートナーさんかつ相手方が年配の社長などのケースでは◯◯社長の方が無難かもしれません。ケースバイケースで!

パートナーさんや採用応募者と初対面でうちとける方法まとめ

  1. 自己紹介に、仕事と関係ない話を入れる
  2. 雑談から入る
  3. 相手の名前を呼ぶ

仕事をする上で、業務と関係ない話をしたり、雑談をしたりすることは一見ムダに感じるかもしれません。しかし、相手の人柄を理解してコミュニケーションを取りやすくすることは、業務をスムーズに行う上で欠かせない要素です。

「ビジネスの相手」ではなく「一人の人間」として「どういう人なんだろう?」と興味を持って接することが、初対面で距離を縮めるために大切ではないかなと思います。

あともちろん笑顔で明るく話す、というのが一番大切ですよね!

どれもちょっとした心がけでできることなので、ついビジネスライクになってしまう、という人は少しずつでも心がけてみると、雰囲気がかわってくると思いますよ。

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プロフィール
cotau

とあるWebマーケティング・制作会社の役員をしています。このブログでは、私たちの会社のリモートワークやチームビルディングの取り組みを発信していきます。

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