こんにちは、cotauです。
チームワークや組織づくりのブログを運営していておきながらなのですが、わたしは、飲み会やカラオケが大の苦手でした。
入社したときの歓迎会で、二次会へ移動中にこっそり帰ったこともあります。(当時の社長に怒られました。。)
こういうタイプは、目上の人からはちょっとコミュ力大丈夫か?という目で見られますよね。
それが今では、二次会来なくて当たり前、もし飲み会やカラオケが苦手な人がいたら、今はわたしが無理して来なくていいよーと言える立場になりました。
わたしの会社の人たちの理解があったおかげかもしれませんが、カラオケや二次会に行かなくたって役員にもなれるし、関係も良好に保つことができたのです。
というわけで、今日は飲み会や二次会を断っても、上司や先輩に悪く思われなくなった理由や、そもそも飲みに誘われなくなったり、二次会にこなくて当たり前、という立ち位置にどうやってなったかを振り返ってみたいと思います。
まずは仕事で”かわいがられる存在”になれた
まず、仕事だけでいいので「かわいらがられる」存在になれたことが大きいかなと思います。
これは飲み会を断るだけではなく、スキルアップやキャリアアップにも効果的です。でも決してコビを売っていたわけではありません。
飲み会は要はコミュニケーションの補完なわけですので、別に飲み会に出なくてもコミュニケーション取れていると思ってもらえればいいわけです。
仕事に首を突っ込む
上司や先輩の仕事は何をしているのか?
先輩同士で何か話している時は、遠慮なく横からつっこんでます。
「これなんですか?」「私も見ていいですか?」などなど。
仕事の向上心や好奇心があるPRになりますし、自分に興味を持ってもらえるのは誰でも嬉しいものです。
食事をおごってもらう
「お昼行く人?」と言われたら「Oさん、ありがとうございます!ご馳走になります!」と迷わず発言してました。
変に遠慮せずに男でもおねだりする勢いでいくと仲良くなれます。
ただ男性の場合は、女性の先輩に対しては慎重に…。そして時々は、先輩にご馳走するようにしましょう。
ちょっとした雑談をする
仕事中でも休憩中でも、遠慮なく雑談してました。
先輩の仕事のことだけでなく、彼女(彼)はいるのか?休日なにしているか?プライベートなこともOK。
話すことがなければ天気のことでもいいです。とにかくマメなコミュニケーションが大切です。
仕事ができる人間になる
いきなり先輩や上司以上に仕事ができる人はまずいません。
でも、たくさんある仕事の一分野だけなら、先輩や上司より優れている!と思えるジャンルを作ることはできるはず。
周りの人が持っていない、または組織としてウィークポイントになっているスキルを身につけると、重宝される存在になれます。
Web制作会社に勤める私の場合は、コーディング(Webサイトをプログラミングする技術)に特化していきました。
そして「もっとこうした方がよくないですか?」「こうした方が効率的です」とバンバン意見を言うようにしました。
すると社内の評価も変わってきます。「コイツ頼りになる。」「コイツがいないとヤバイぞ…」と思ってもらえると、多少のわがままにも目をつむってもらえます。
最終的には上司を超えるスキルや能力を持つと、もはや上にどうこう言われる心配はありません。
一度だけ全力全開で参加し、苦手なことをカミングアウトする
カラオケが超苦手な私は、入社からあの手この手でなんとか回避していたのですが、ついにそうはいかない場面がきました。
全社員が参加する年末のカラオケ大会です…。
こればっかりは逃げ切れそうにありません。みんなの前で一人ずつ歌わなければならないのですから、考えただけでも胃が痛くなります。
半ば開き直った私は、オタク全開でアニメの主題歌「創聖のアクエリオン」を歌うことにしました。
「一万年と二千年前から愛してるぅううううぅッ↑↓!!!」
それはそれはひどい音痴な上にみんな知らない曲でしたが、身振り手振り含めた熱唱に、(たぶんかなり気を使って)盛り上げていただきました。
そして、あまりの音痴っぷりカミングアウトの熱唱に、なんとカラオケ大会で優勝して賞金までいただきました。
今思うとなんて優しい先輩たち…。
それからは、カラオケや飲み会が以前よりも辛くなくなりました。
一度だけで音痴全力全開で熱唱してみる。一度だけ思いっきり酔っ払ってみる。
すると次にお誘いがあったときに「ちょっと気分が悪くて…」とか「あ、すみません今日は帰ります」というと「あ…そかそかわかったー」と”察して”もらえるようになりました。
二次会にいない「まっとうな理由」を作る
いろいろ書きましたが、たぶん一番大きかったのは子どもが生まれたことだと思います。
子育てや家事があり、共働きで妻も遅いので分担している…という歯が立たないほどまっとうな理由(と最初に述べた関係性の構築)があれば、たいていの人はこころよく帰してくれます。
理由がなければ、親の介護とか、ペットの世話とかでもいいでしょう。今なら、コロナが怖いので、というのは一番まともな理由かもしれませんね。
でも嘘はよくないので、実際には帰らなくてもいいかもしれないけど、レベルでも構いません。なるだけ事実にする方がおすすめです。
おまけ:どうしてもカラオケに行きたくない友人がとった方法
地方公務員をしていた私の友だちは、職場で毎週のように飲み会があったそうです。
彼は、飲みはOKだけど、私と同じでカラオケの特有のノリや歌うのが大の苦手。
そんな友人が取った行動は「飲み会の幹事になる」でした。
自分が幹事になって二次会まで手配すれば、飲み会にするかカラオケに行くか、内容をコントロールできます。
驚くべきことに、彼は2年間も幹事をやり抜き通し、あらゆる手段を通してカラオケを完全封殺。 見事にカラオケがない暮らしを達成しました。
ここまでくると圧巻ですね。
私ですら「その情熱をカラオケの練習に使えば?」と言いたくなりました。
飲み会・カラオケをうまく断って早く帰る方法まとめ
- まずは”仕事で”かわいがられる存在になる
- 仕事ができる人間になる
- 苦手っぷりを盛大にカミングアウトする
- 二次会にいない「まっとうな理由」を作る
- ネガティブではなく、ポジティブで積極的に考える
いかがでしたか?
「嫌だ」「行きたくない」とネガティブに嘆くのではなく、どうすれば行かずにやり過ごすことができるか?周りとの関係性を崩さずにすむか?ポジティブに考えてみてはいかががでしょうか。
振り返ると、カラオケに行きたくない一心で仕事やコミュニケーションをがんばったことが、今の自分を形作っていると言えなくもないかもしれません…。
飲み会やカラオケが苦手という方、飲み会で遅くなったりお金を使うのは嫌だな…という方の参考になれば嬉しいです。