部下・後輩とのコミュニケーションで失敗した5つのこと

部下・後輩とのコミュニケーションで失敗した5つのこと

この頃、子どもを保育園にお見送りに行くときに、なぜか過去の失敗がフラッシュバックして「おおう…」と変な声を出してしまうことがあります。

なんですかね、歳をとった…いや成長したということなのでしょうか。

まぁ10年も会社にいればいろいろ懺悔したいこともあります。。

特に部下・後輩などスタッフとのコミュニケーションで犯した誤ちは、消せるものなら消してしまいたい記憶ばかり。

これからお話することは、本当に今ではお恥ずかしい話ばかりで、今思うと自分の常識を疑うようなことをたくさんしていたなと思います。

でも、今日は思い切ってそんな失敗を振り返ることで、反面教師として役立てていただければ嬉しいです。

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みんなの前でなじる・いじる

「う〜ん、なんていうかセンスないよね!」
「これはひどいw」

いえ冗談のつもりだったんです…。そう、例えば誰かが作った成果物をチェックするときに、こういう声かけをしてしまうことがありました。それも1対1ではなく他のメンバーもいる事務所の中です。

例え冗談でも、こういうことを言われて嬉しい人はいませんし傷つきますよね。

「cotau君はいつもひとこと多いんだよね」
これは高校のときに先生に言われたセリフなんですが、本当にそうなんです。

なんか調子に乗って冗談のつもりで嫌味ことを言ってしまうクセがあります。
未だに油断すると、こういうひとことを平然と口にするので本当に気をつけたい…。

冗談でも相手が傷つくことを言うのはやめましょう。

本人のいないところで悪口を言う、誰かを悪者にする

「◯◯さんは、こういうところがあって困るよね〜」

もう今は会社を離れてしまったのですが、かつて社内にいた部下・後輩に対してこんなことを言ったことがあります。これは説明不要でひどい、最低ですね。。

しかもそれが自分の部下・後輩に対してなんですよ。
今なら「お前がちゃんとしてないからだろ!」と思わずにはいられません。

本人のいないところで悪口を言ったり、誰かを悪者にするのダメ絶対。

なにか問題や課題があるなら、1対1でちゃんと本人に伝えて、改善できるようにサポートしよう。それでも対応できないなら、愚痴を言うのではなく、上司にどうすればいいのか前向きに相談するべきです。

男女で扱いや態度を変えたり、ジェンダーで差別する

「◯◯さんは女の子だからしんどいよね」
「◯◯くんって彼女いないけどひょっとしてホモ?w」

はい、アウト…!
これも信頼をなくしたり、常識を疑う言動ですね。。

もちろん、男女で配慮しなければいけないことや、考え方に違うはあるとわたしは思っています。
でも、必要以上に態度を変えたり、能力ではなく性別でその人を判断するのはもはや通用しません。というか絶対NGだと今は思っています。

また、ジェンダーについて差別したり笑いをとるような発言をしていたら、常識を疑いますよねほんと。。

内心思っていても「”社会的に”とか、”体面上”とかでリスクになるから」という問題でもないんです。根本的に意識を変えなければいけないんじゃないかと思っています。

こういった問題は、考え方や感じ方が結構人それぞれ違いますよね。だからこそ、自分自身で知識を深めて、しっかり配慮する必要があると思っています。

本人にその気がないのにハードルをあげて努力を強制する

「◯◯さんは絶対できるようになるから、もっと努力しようよ!」
「こういう風にがんばろうよ!」

本人が納得していなかったり、嫌だと思っているにも関わらず、努力を強制してよいことはありません。言われた方は、ますますしんどくなってやる気をなくしてしまいますし、言った方は「せっかく親切に言ったのに」と勝手に落ち込むことになります。

もちろん、その人のポテンシャルや能力を信じて高めるサポートをするのは、とても大切なことです。

ただ、「ちょっとだけでもトライしてみよう」と思っていることが前提ではないでしょうか。

その気持ちがないうちは、どうやったらそういう状態になれるのか、あるいは本当にその方向でいいのか、もう少し一緒に考えることが必要だったなと思います。

高すぎるハードルは越えられません。そしてハードルの高さは人によって感じ方が違うもの。小さな階段を一歩ずつ進むように、一緒に歩く気持ちを大切にしたいです。

ノーリアクション

未だにやってしまいがちなのがノーリアクション。

成果物に対する感想や、よいと思ったこと、イマイチなところ、努力したことetc

例え「ここがイマイチ」だと思ったとしても、何もリアクションがないよりは全然いいですよね。人間無視されるのが一番しんどいです。どうしたらいいかわからなくなる。

評価されているのか、ちゃんと見てくれているのか、どこがよくなかったのか、なんでもいいから最低限反応するのが礼儀であり信頼関係の根本ではないかと今では思っています。

できれば、一つでもいいので「いいところ」を見つけて伝えてあげると、その「いいところ」をもっと伸ばしてくれますし、「悪かったところ」も前向きに改善しようと思えます。

特によいことのリアクションは大げさなくらいでいいなぁと思います。めいいっぱい拍手をして、大声を出して、笑顔全開で…未だにできているわけではいですが、そんな人になりたいなぁと思います。

会社の人間関係の失敗から学んだ大切にしたいこと

こうして失敗したことを振り返っていくと、ほんとに自分ひどいなと思いました。。
そして未だに治せていないこともたくさんある…。

でも自分の悪かったことを再確認できて、これから改めて改善していきたいなと思いました。

  • 冗談でも人前でなじったりいじったり、本人の傷つくことを言わない
  • 陰口を言ったり誰かを悪者にせずに、きちんと問題に向き合う
  • 男女で扱いを変えたり、ジェンダーで差別しない
  • 無理に努力を強制せず、その人のやり方に合わせて一緒に歩く
  • いいことも悪いことも、ちゃんとリアクションを返す

コミュニケーションは信頼関係のベースですし、一度信頼を失うと取り戻すのは本当に大変です。でも失敗は誰にもありますよね。

もう一度自分の言動を見つめ直して、またこれから少しずつ信頼を積み重ねていきたいと思います。

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プロフィール
cotau

とあるWebマーケティング・制作会社の役員をしています。このブログでは、私たちの会社のリモートワークやチームビルディングの取り組みを発信していきます。

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