『働きマン』リモートワークで孤独を感じたときに読むと燃える本

リモートワークになってから、「一緒に働く」という感覚が希薄になりました。

オフィスにかかってくる誰宛かわからない電話

他の人たちが打ち合わせをしている声

「ご飯行きましょうー」というお誘い(…は前からほぼなかったけど)

そんなものが全部なくなって、一人で家で仕事抱えてがんばっていると、「あれ、がんばっているのって私だけじゃね?」「なんで私だけ仕事しているんだろう?」なんて思ったり。

逆に他の人の影のがんばりや努力も、きっと全然見えなくなっているんでしょう。

成果主義で結果を出せればいい、毎日TV会議して顔合わせている、だったとしても、やっぱり仕事って顔合わせて、一緒にがんばりてぇと思う日もある。

そんなときに読む『働きマン』は、改めて「そうそう仕事してるってこんな感じ」「こんなにがんばっている人がいるんだから、私もがんばらないと」とそう思わせてくれる漫画だ。

主人公の出版社に勤務する雑誌編集者の女性(28歳)。仕事モードに入ると恋愛もファッションもかなぐり捨てて、ひたすら仕事に全力。

死ぬときに「仕事しかしない人生だった」と後悔する人がいるけど、あたしは「仕事したなー」って思って死にたい

この言葉に、主人公である松方の仕事に対する妥協のなさや、熱い想いが込められている。

じゃあ、私はそんなハードワークをする気あるのか?って言われたら違うし、他の人にもそんな仕事を押し付ける気もない。

それでも、想いを込めて全力を尽くした仕事で結果が出せると楽しいし、やり甲斐を感じる。それを誰かと分かち合えるなら、しあわせなのかもしれない。

今のところそんな仕事のがんばりをリアルタイムで共有する豊富はないのだけれど、月に一回の自慢シートMTGという取り組みで、少しでも会社のメンバーに共有できる機会があるのは嬉しい。

今日も「働きマン」を読んで、彼女のように走ってみよう。

『働きマン』 安野 モヨコ 講談社 2004

スポンサーリンク
follow
プロフィール

とあるWebマーケティング・制作会社の役員をしています。このブログでは、私たちの会社のリモートワークやチームビルディングの取り組みを発信していきます。

follow
caruta