なにかをやり続けることって、とても難しいですよね。
資格のための勉強や、英会話、読書などなど、最初はやる気に満ちあふれているのに、1週間もすると「今日は疲れているし休もう…」となって挫折ばかり。
わたしもそういうタイプなので、今でも自分のことを短期集中型でコツコツやるのは苦手…と思っています。
でも、短期的な努力ではどうしても限界を感じるようになりました。大きなことを成し遂げたり、長期的に成果をあげていくのには、日々努力をしていくことが欠かせないのです。
そこで今日はそんなわたしでも、継続することができるようになったコツをご紹介したいと思います。
以前も「「行動目標」でモチベーションを習慣に変えよう」という記事を書いたのですが、もう少し別の角度でご紹介したいと思います。
ハードルを少しずつあげない
これは筋トレなどでありがちなのですが、「毎日腹筋を1回ずつ増やしていく」というようなやり方です。
少しずつ負荷をあげていくことで、無理なくレベルアップしていく…というのは理想的なように感じますが、これは継続という意味では絶対NGだと思います。
最初は簡単なので続けられるのですが、負荷を増やしていくと、どんどんしんどくなってきます。また、それをやる時間も増えていきますよね。
すると、「今日は時間がないから…」「疲れているから…」とやめる理由ができてしまいます。
むしろ超簡単なハードルのまま固定しましょう。
人間は何かをやりはじめるのに最もパワーを使います。
とにかく最初のハードルさえ低ければ、やり始めることができます。
時間や余裕があれば、そのまま負荷を増やせばいいのです。
イフゼンプランニングを立てる
イフゼンプランニングは、その名の通り「if then」、もしこうなったらどうする?と予め継続を辞めてしまう理由を考えて、対策を考えておく方法です。
例えば、わたしの場合は「仕事が忙しい」「体調を崩した」などイレギュラーな理由で休んでしまい、それをきっかけにずるずるやめてしまう…ということが多くありました。
だから「仕事が忙しいときは、筋トレは腕立て1回できればOK」「体調を崩したときは、読書は1行読むだけでOK」というように、とにかく1mmでも継続できればよしとするというルールを定めておきます。
こうすれば、例えちょっとだけでも達成感がありますし、やり始めると意外とエンジンがかかって思ったより進められることもあります。
ルールがないと、「できなかった」「もういいか」となってしまうことも多いので、できない自分を許容する仕組みを立てておくのはおすすめです。
やったことを記録する
コツコツ進めるときは、特に「自分がどれだけやったのか」を振り返れるようにしておくことが、モチベーションを保つのに効果的です。
例えば、手帳に毎日やったマークをつける。カレンダーにシールを貼る。
小学校の頃にやった夏休みのラジオ体操って、そんな感じでしたよね。
これをすると積み上げてきたことが可視化されて、「こんなに続けることができている」と自信がつきます。
少ししんどくなっても、今までの取り組みを見ると「もうちょっとやってみるか」と思えますよ。
さらに読書なら読んだページ数を書いたり、筋トレの回数を書いたり、何かひとこと感想をメモをするとなお効果的です。
継続のための3つのコツまとめ
継続のためのコツは、とにかく「やり続けられる仕組みをつくる」ということです。
レベルアップすることや、時間をしっかり確保することも大事なのですが、それを重視して継続できなければ本末転倒です。
「これだけの時間や内容じゃ意味がない」と思わずに、騙されたと思って一度やってみてください。
どんなに低いハードルでも、やり続けることさえできれば、必ずゴールに近づきます。
小さくても、一歩ずつでも、進んでいきましょう。
↓ある程度継続できたら、ぜひ習慣化するコツもご覧ください。